先日のYoutube Liveで行われたさらば青春の光の大大大反省会の配信をみた所感。

 

 まず一言。東口さんってやばい人なんだということが分かった一時間だった。結構な人ですね。

(あまり大きな声ではいえないけど某動画サイトで)過去の番組などを見て、一応どんな人なのかをなんとなく把握した状態で配信に臨んだのだが、東口さんってわりと本当に駄目な人なんだというのが開始序盤からにじみ出てきて些か恐ろしさを感じた。というよりもヒヤヒヤした。

 この人まじで何考えているんだろうな。disとかではなく。むしろ逆に興味があるぐらいの感じなんだけど。

以前、コントを見たときの感想に「東口さんはあまり感情のないというか、無みたいな演技が上手い」と書いていたのを思い出した。何を考えているのかわからない東口さんに翻弄される森田さんの図が好きなんですよね。タイ料理屋とか。タイ料理屋に関しては別記事を書きたいレベルで好き。あの東口さんこそわからない。そこが好き。(ただあの人は目的のようなものは言っているけど)まあ、メディアを通しての二人しか見たことないからそう感じるだけで、全く的を得ていないかもしれない。

 

 ひととなりを把握するのに大変感謝したのが「さらば青春の光ふぁいなる」で。特にほぼノーカットの最終回は見ごたえがあった上に、より二人に興味を持ったきっかけになったんですが。

 特に印象に残っているのが「ちょい計算のパーマ」っていうワードでして。あれだけシリアスな空気のなかで唐突にそのワードを真面目な顔で出してくる東口さんを見たときに東口さんの良さがなんとなくわかったんだけど、おそらく、今回も大体そういうことなんだろう。あんだけやばい人だけど、どこか憎めない感じがあるのは、配信を見ててもなんとなくわかった。

 

 でも、ダサい。鼓舞で走っても…って気持ちもわからんでもないけど、先日の作戦会議の配信で見た潔く公約宣言した東口さんがめちゃめちゃかっこよかっただけにかなり残念だった。あれが酒の力に頼っただけかもしれないけど、それでもあんだけやる! と宣言するんだから、期待するよねえ。あれをやると発破かけたのが普段そんなことを言わないであろう東口さんだから、余計に熱いものを感じたんだよな。

 マラソン走ってないのがわかったとき、今回はあらかじめメンバーが決められてたのかな、って思ったんだけど違いましたね。

 だからそのあとの言い訳もめちゃめちゃダサいと思ってしまった。総合成績の話にしても、マラソンやるやらないの話にしても、明らかに非があるのに認めない往生際の悪さ。さっきも言ったけど、多分こういうひとだってわかって、そこに可愛げを見出していたら面白いんだろうな、とは思う。

 

 ていうか森田さんの甘やかし能力すごいな。後夜祭でのBKB氏と絡んですべった件で、咄嗟に画面に映りたくなくて避けた東口さんに助けろよと言いながらも「まあな〜」と秒で同調するの強い。受け入れ能力長けすぎじゃない?

 

 

 これは完全に私見なんですが、私は爪痕を残して失敗するのも全然悪くないと思うんですよね。それが結果として「ダサい」になったとしても、それをやったということは健闘を称えるべきことだし、これだけ大きな番組で、何秒かでも映ってくれるだけでこちらは嬉しくなるもんなんですよね。今回の、右端の最上段にいて、なかなか見切れもしないけど見切れるかな~って見続けて、それでちらっと映ったら「わっ」と嬉しくなった。あのワーストを決める名前がずらーっと並んでるだけでも順位を確認したり、名前が映ってるだけですら「おっ」てなるんですよね。

 ていうか、別に爪痕なんか残さなくても、感謝祭で出れる企画に参加して、わーきゃーってやってるのが見たいだけなんだよな。それは芸人でも、役者でもそうで。まあ、さらばは走りたくないって言ってたので参加してなくてもなるほどねって思ってるんだけど。実際作戦会議の方でマラソンに走りたくないと即答する二人がかなり好きだったので、走らない選択肢も別にいい。

 ただあの配信で、あれだけ言ったのはなんだったんだろうって気持ちになる。

 配信では怒ってないよのコメントが多く散見されたんですが、怒ってる怒ってないというより、信用とかそういう方だと思う。作家さんが言ってましたけど。

 わざわざ配信を見た人はさらばが好きだからわざわざ見てるわけで、そういうのちょっとだけでもわかってほしいな。

 

 

 語弊はあるかもしれないけど、配信とラジオって少し似てるところがあるなあと思った。どちらも自分が能動的に見ようとしないと見れない(聞けない)っていうのと、ちょっとした閉塞感がある感じが。テレビとははまた違った、「ここだけの話」に特別感と変な仲間意識(コミュニティ感?)を抱くから、そこで言ったことを無碍にされるとがっかりしてしまう。蔑ろにされてるんだな、って思う。まあ、たかが視聴者がなにを言ってるんだって話なんですが。

 ちょっともやもやしたので、吐き出しただけでウオーコノヤローという気持ちは全くない。ただネットがあるのでなまじっか距離が近くなるけれど、そこにふよふよしなくたって、こちら側に寄ってこなくたっていいのになーとは思った。彼らは彼らの思うようにやってくれれば好きな人は何だかんだついていくから、やりたくなけりゃやらないでいいと思う。

 

 

 余談ですが、なんとなく尖り方がよゐこに似てると思ったのは私だけですね。はい。

 

 

追記

 上に書いたことは、配信直後のもやもやを留めとくのは何となく嫌だったので吐き出したものだ。今さら投稿するのもどうかと思ったが、それもまた一興ということで。言うて日記だし!

 あのあと、Twitterで他の人の意見やら感想をぼーっと眺めていて、なるほどなと思うところがあったので追記する。

 ファンの方はそういうところがさらばだよね、マラソン走るのはさらばらしくないからむしろそれでよかった、東口さんはそういう人だし、むしろそのやばさを露呈させるのが可愛げがあってよいみたいなことを仰っていて。なるほどな。そういう見方をすればよかったのか。どういう見方をすればいいのかわかんなくて戸惑った、みたいなところはあったかもしれないな。もう既に出来ている雰囲気にまだなじめていないというか、うーん、どうだろ。そういうことでもない。

ただわかったのは、東口さんのあの土壇場でのダメさ加減を面白いと思うことが肝なんだろうということ。よくあるじゃないですか。この敵全然ダメージ減らないと思ったら、攻撃する相手が違ったみたいな。森田さんを攻撃しても全然ダメージはなくて、むしろ攻撃しないといけないのは東口さんだった、みたいな。ちがうね。でもインタビュー記事で東口さんの面白さについて話していたのを読んだ覚えがあるので、そういうことだろう。

 

 森田さんが配信でのぎすぎすした空気に対して、そうしたくてしたわけではなかった旨を述べていたらしいので、もう特になにも言うことはない。

 

 

(追記: 2018年10月09日)