20181029

 先週の木曜日に「さらば青春の光の10年間のキングオブコントを振り返ろうトークライブ」を見に行った。めちゃめちゃおもしろかった。「話足りない」と森田さんが言っていたが、こちらとしても聴き足りないよ! と思った。本当に濃かった。

 

 ド田舎の人間なので、東京に行くのもわりと大変だ。 気軽に行って帰って、ということができない。ほんと、このときばかりは無職でよかったと思ったよね。じゃないと絶対いけなかった。平日夜のトークライブなんかに。(突如決まるライブに何とかしたらいけるのが都会の強みだと思いますね。うらやましい)

 このライブがあると知ったとき、もちろん悩んだ。めちゃめちゃ気になる内容だし、絶対おもしろいやつだ。こんなの二度とないかもしれない。でも交通費馬鹿にならないし、行ったら確実に泊まりになるし……。

 だが、やっぱり行くしかないよなという結論に至った。行きたい気持ちは当然ある。その強さが行動につながるとも思っている。今回もそうだ。だが行きたいときに行っとかないと、いつどうなるかわからないという焦りみたいなのも少なからずあった。さらばがどうなるとかではなく、人間なのでいつ何が起きるかわからないし、どうすることもできないことだって多々あるから、タイミングが合う時はできる限り行くべきだと思った出来事があって。それに「ときめいたらそこへ行け」とコヤマシュウも言っていたし。余談だが今回のさらばトークライブ遠征の旅のお供はSCOOBIE DO「バンドワゴン・ア・ゴーゴー」だった。移動中に繰り返しずっと聴いていたが、本当に良い遠征ソング。

 行くためにはチケットを取らなければいけなかったが、もうそこはお得意の「強い気持ち強い愛」戦法だ。ただの精神論ともいう。運良くとれたので、早速東京へ行く手筈を整えた。

 

 内容はうまく言えないし、レポがいろいろあがっているので個人的な感想。(はじめてさらばを見た人の感想だからめちゃめちゃ初歩的なやつばかり)

・マイクの持ち方に個性がある。

 これすごい記憶に残っていて、一番初めにマイクを持ってしゃべっている二人をみてあー、違うんだなあと思ったというか。東口さんが下の方を持っているのに対し、森田さんは上の方を持っていた。

・二人が向き合って喋ってる。

 当たり前かもしれないけど、トークのとき体が前方ではなく相方の方に向いているというのが意外だった。あと意外とふたりの目が合うこと。

 なんというか、森田さんから東口さんへの視線はよく見るんだけど、東口さんからのがあまり印象になくて、どうなんだろとおもったら上記の感じだったのでへえ! みたいな。(これは完全にふぁいなる最終回のせいだな)

・スクリーンを見る東口さんあれこれ

 ヤンキー座りしたり正座したり、なんかよかった。

・森田さんの戦略的な感じ

 こんなところでかしこやな、と思ったのはどうかと思うんですが一問目のクイズで、隠している文字数を数えていたとき、かしこやな……と思ってしまった。

 あと2018年の「おあつらえ」の理由と本番シミュレーションの論理的なこと。

 それと最低得点をさらっと言えるのすごかった。最低得点をつけたひとが二人いる、のヒントで答えられるとかどんだけー。

・とどめを刺すのは東口さんの方。

 森田さんの切れ味あるワードセンスもさることながら、グサッと刺してくるのが東口さんだった。なんというか、森田さんは婉曲の悪意の表現がうまくて、東口さんはどストレートで殺してくるみたいな。コンストラクターでも発破かけられたあとの東口さんのコメントは爆発力があるというか、袈裟斬りみたいな切り方をするけど、そういうのでなくて普通の状態でもノールックで刺してくるというか。案外ひどいの東口さんのほうじゃない? みたいな。なんていうか、どっちもどっちの人たちだな。ということで、東口さんの刺し方が好きだったという感想。(弱い、のやつと質問の審査員のやつが特に最高だった)

・東口さん考案の「下ネタが苦手なおじさん」のネタを「おれ、これ好きやけどね」と言った森田さん

 すき

・ロジックの部分

 ほほえましかった。

・手作り感満載のダーツを見たふたりが崩れ落ちたのと、そのあとの森田さんの「孤児院のクリスマスやん!」発言が最高だった

 

 

 最後にグッズの鼓舞袋のことなんですが、鼓舞袋、めちゃめちゃいいです。このグッズかなり好き。鼓舞の字体もなんかいい。ガチ感がある。ていうかこれ、普通に受験商戦に乗っかれそうな気がする。鼓舞したいひとにあげるもよし、自分を鼓舞するために使うもよしだし、汎用性がかなりあるとおもうんですが。それに、こういうライブのグッズって結構名前が入っていたり、妙にダサめなのが多いんだけど(それもまた味で好きだが)、この鼓舞袋はさらばのグッズってわかる人にはわかるけど、わからない人にも使いやすいというか良い感じにジョークグッズのようだから、普通に使えるというか。

 もう少し小さいのも絶対かわいいとおもうので、鼓舞袋(小)もほしいなあ。

 

 

 結局夜行バスで帰ることにしたのだが、予定時間を40分オーバーし、出発時刻に間に合わないと慌てて会場を飛び出したのも良い思い出。なんとかタクシーを捕まえて無事間に合ったのだが、今後はもう少し余裕を持ってバスを取ろうと思う。自戒。

 本当に行けてよかった!